2022年3月10日の日記:帰国前夜

日記

午前中、寝室のベッドの移動(原状回復)などに従事。

ベッドの下からゴキブリが出てきた。今更だが、嫌な気持になる。

妻には黙っていたが、寝室の窓際のところを掃き掃除していたら、ゴキブリのフンと思しき物体がめちゃくちゃ出てきた。嫌な気持になる。

14時に引っ越し業者が来るので、それまで必死に荷物の仕分けをする。

書斎の書類を整理するのが最大の懸案事項。

14時、引っ越し業者が来た。

入れ墨をした台湾人のおじさんにパッキングをしてもらう。

毎回、引っ越しはストレスだが、なぜストレスなのか、少しわかった。

どれだけ丁寧にパッキングをしてもらったとしても、そもそも、自分の物を他人が触ってパッキングしたり、運ばれたりするということ自体がストレスなのだ。

というわけで、パッキング中はストレスMax。

あと、「船便」は中文で「海運」ということが判明。

もう一生使わない中文だなあと思いながら、 妻や業者と一緒に「海運」「海運」と連呼。

16時30分、パッキングが終了。

17時、退去の立ち合い。

業者に「この後も明日の朝まで掃除を継続されると思いますが、どこまでキレイにしてくれるかわからないので、掃除代金として3,000TWDいただきます。」と言われる。

結構理不尽な話だと思い、一瞬反論しようかとしたが、猫がソファーで爪を研いでいたことについては不問にしてくれていたので、素直に3,000TWD払った方が無難と判断し、3,000TWDを払う。

退去立ち合い後、キリンレモンを飲んで休憩する。2年前の祖父の葬式でもらったやつ。

本当は部屋を片付けた後、帰国の感傷に浸りながらゆっくり一杯するつもりだったけど、そんな元気も余裕も一切ない。

19時頃から手荷物のパッキング開始。

22時、手荷物がキャリーケースに入りきらず、パッキングが暗礁に乗り上げる。

あと、息子が全然寝てくれない。

部屋の様子が刻一刻と変化するのがよほど面白いようで、22時でも23時でも全然寝ない。むしろ、めっちゃ興奮している。

ヤバい、帰国できなさそう。

ここで、全ての荷物を持ち帰ることを放棄し、トリアージを実施。

「台湾では高価で入手に苦労したけれど、日本に帰ったら安価で再入手できるもの」を中心に、破棄、破棄、破棄。吐き気がする。

結局ごみばかり増えた。引っ越しというものは非常に環境に悪い。嫌な気持ちになる。

結局、このまま完徹でパッキングをすることに。

地獄の退去作業はまだまだ続く。

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