1.はじめに
この日は東京で借りる不動産の内見に行きました。
練馬区の大泉学園の物件と、豊島区の落合南長崎の物件を見ることにしていました。
不動産屋さんの担当者の手際があまり良くなく、予定の時間をかなり超過してしまい、大泉学園の物件を見終わったとき、もう既に夕方でした。
ここから落合南長崎を目指します。
2.落合南長崎にて
落合南長崎に着いた頃には、もうあたりはすっかり暗くなっていました。
落合南長崎4丁目の物件は、好立地にもかかわらず家賃が安いというメリットがある一方、建物が少し古いというでメリットもある物件でした。
不動産屋さんに鍵を開けてもらい、中に入りましたが、まず、電気がつきません。
電気代節約のため、大家さんがブレーカーを落としているor電力契約を止めているようでした。
仕方ないので、真っ暗の中、スマホのライトをつけながら、物件の確認をすることになりました。
誰も何も言わないですが、まず、この時点で少しイヤな感じがします。
さて、そんな物件ですが、室内は広々としています。
ただ、やはり古い。
マスクを外すと、古い建物特有のにおいがします。
とはいえ、致命的なほどの古さでもなく、まぁ、この物件も候補の一つかな・・・?とか考えながら、一番奥の部屋に入りました。
「収納を見てみよう」ということで、不動産屋さんが奥の左側のクローゼットを開けてくれました。
その瞬間。
妻が言いました。
「あっ、ダメです。この物件はもう結構です。今すぐこの物件から出ましょう。」
ということで、速やかに総員退避しました。
帰りの車中、妻は
「あのクローゼットの中は、明らかに何かが居る感じがした。絶対ダメ。」
と語ってくれました。
不動産屋さんの車から降りた後、セブンイレブンでアジシオを買いました。
夕飯のお供にするわけではなく、お清めのためです。
3.台湾の話
いい機会なので、お清めの後、ホテルまでの道中、私は妻に尋ねました。
「この前、日記に
キッチン:夜、奶瓶を洗っていたら右側から何者かの気配を感じるのが怖かった。ゴキブリが多発することを除けば、あの家で唯一の不満点。
2022年3月11日の日記:帰国日の記録 | ブログ芝 (blog-shiba-948.com)
って書いたんやけど、もしかして、あれも、何か居たの?」
妻は答えました。
「うん、黙っていたけど、夜中は居たよ。昼間は居なかったから、夜だけ、どっかから来てたのでしょう。」
まじかよ。
4.最後に
この日、私は妻とは別のホテルに泊まっていたのですが、一人で寝るのが少し怖かったです。