日本からワクチンが届いた話
6月4日、日本からアストラゼネカのワクチンが届きました。
日本政府提供124萬劑AstraZeneca COVID-19疫苗將於今(4)日下午抵臺
中央流行疫情指揮中心今(4)日表示,日本政府提供124萬劑AstraZeneca疫苗預定於今日下午2時40分運達桃園國際機場。本批疫苗待完成通關程序後,直接運送至指定冷儲物流中心進行後續檢驗封緘作業,再提供COVID-19接種計畫所列實施對象進行接種。
日本政府提供124萬劑AstraZeneca COVID-19疫苗將於今(4)日下午抵臺- 衛生福利部 (mohw.gov.tw)
值此疫情艱難,且全球疫苗產能供不應求之際,對於日本即時提供這批COVID-19疫苗,給予臺灣國內疫情防治極大幫助,指揮中心謹向日本政府與人民表達誠摯謝忱與感佩。
(日本でもたくさん報道されていることから、台湾衛生福利部のウェブページを引用してみました)
取引先からメールが届いた話
6月4日、私はワクチンが届いたことを知らずに黙々と仕事をしていました。
すると、夕方、ある取引先からメールが届きました。
何と、新型コロナウイルスのワクチン提供に対するお礼のメールでした。
日系の取引先宛に一斉送信されたものと推測しますが、わざわざメールでお礼をいただき、たいへん驚きました。
ぜひ日本の皆さまに知っていただきたいので、一部、抜粋してご紹介します。
これ、台湾企業からのメールですからね。凄いですよね。
この取引先にも日本人の方が在籍されているので、最後は日本人の方が推敲されているのだと思いますが、それにしても凄いです。
文面もさることながら、ワクチンが到着した日の夕方にこのメールを発信できる行動力が凄いです。
あらためて、身の引き締まる思いです。
おにぎり屋さんで紅茶をオマケしてもらった話
今日(6月6日)、朝ごはんを買いに馴染みのおにぎり屋さんを訪れたら、店長から熱烈歓迎を受けました。
半分ぐらいしか聞き取れなかったのですが、日本は素晴らしいとか、それに引き換え某国はアカンとか、そういう話を一方的にまくしたてられました。
さらに、
日本は素晴らしいから今日はオマケしてあげる
とのことで、紅茶を貰いました。
思うこと
こんな感じで、私が日本人だということで、たくさん、台湾の方から直接お礼の言葉をかけていただいています。
今回の件については間違いなく私は何もしていなくて、クソ日本政府の近年稀にみる神がかり的なファインプレーの賜物に違いないのですが、それでも、台湾の方は、日本人である私に感謝の意を伝えてくださっています。
ただ、「日本政府のやったことが日本国民に直接フィードバックされる」というコトの重大性を直接肌で感じる機会となりました。
今回の件は、日本国民である私個人としても、日本政府としても、台湾の方が喜んでくださってハッピーです。台湾の方の行為のフィードバックが日本国民である私に届いて、私はさらにハッピーです。
しかしながら、もし、日本政府が日本国民の意に反して、他国から不快に思われる行動をとれば、他国の方からは、日本政府だけでなく、日本国民に対して、マイナスのフィードバックが届くでしょう。
それは感情的には仕方のないことですし、だからこそ、特に外交問題については、自国民がしっかりと政府を監視しなければと、あらためて思った次第です。
これは視点を変えても同じ話です。
例えば某国政府が日本に対してイヤなことをしてきた場合、それは政府の意思決定に基づく行為であって、他国の国民一人ひとりが「日本にイヤなことしよう」という意図をもっているわけではないですよね。
もちろん、なかにはそういう方もいるでしょうが、そうではない方もたくさんいる。
だからこそ、他国の政府が日本に対してイヤなことをしてきた場合、当該国の一人ひとりの国民の方に対して安直ににネガティブなフィードバックをしないよう心掛けねば、と再認識した次第です。
・・・と、自戒を込めて記す次第です。
ホント繰り返しになりますが、自国の政府の外交上の行為が、良くも悪くも直接自分(国民)に対してフィードバックされるのって、めちゃくちゃ怖いですね。
自分にできることは
- 選挙に行くこと
- 日本人として日頃から誠実に台湾人の方と接すること
の2つしかないですが、引き続きできる限りで頑張りたい所存です。