このエントリーは「かつ丼とカレンダー2020 Advent Calendar 2020」の4日目の記事として投稿されたものです。
トロオドンさんからバトンを受け取りました。
筆者は仕事の関係で台湾に駐在しています。
新型コロナウイルスの影響で日本に帰れず、「お馴染みの日本食が食べたい」という欲求が日に日に高まっています。
幸いなことに、台湾には日系の食べ物屋さんが数多く進出しています。
本日紹介する、かつやさんもその一つです。
結論としては「日本と同じ味、超おいしい」の一言に尽きますが、台湾のかつやがどんな様子か、ご紹介させていただきます。
1.お店の情報
- 店名:吉豚屋 和億北車店
- 住所:台北市中正區忠孝西路一段36號B1
- 営業時間:午前11:00~午後10:00
2.メニュー
メニュー表を貼っておきます。
3.私が頼んだもの
メイン
私は基本に忠実な人間ですので、定番の「カツ丼」を頼みました。
「梅(80g)」と「竹(120g)」がありましたが、お腹が減っていたので「竹」を頼みました。
セットメニュー
台湾だと豚汁を飲む機会がほとんどないので、超ありがたいです。
命の水、豚汁です。
というわけで、Bセット:いんげんの胡麻和え+豚汁(大)を頼みました。
料金
- 竹(120g):189TWD
- Bセット:89TWD
- 合計:278TWD
1TWD=3.6円で換算すると、278TWD×3.6=ちょうど1,000円ですね。
日本で同メニューを頼んだら、今、幾らぐらいなのでしょう?
台湾でこの値段なら、全然アリです。蟻さんも大喜びです。
4.食べてみた
記念撮影
注文の品が届きましたので、まずは記念撮影です。
モチロン机には調味料常備ですので、食べる際に適宜ご使用ください。
それではお待たせしました、カツ丼のアップ写真です。
感想
おいしいです!
日本のかつ丼の味がします!
卵が(ちょっと固めですが)甘辛いだしの味がして、カツもしっかり豚肉の味がするジューシーなカツであるという意味です。
普通においしいです。
補足めいたもの、台湾のかつ丼事情
どこの国でも「あるある」な話なのでどうしようもないのですが、外国料理って現地化されるじゃないですか。
「カリフォルニアロール」を初めて見る日本人は「何やこの寿司は」って思いますし、インドの人が日本のカレーを初めて食べたら「何やこれは」って思うでしょう。
それと同じ現象が、かつ丼でもありまして。
幸いなことに、台湾では日本食が人気でして、台湾人の方が経営されている食べ物屋さんでも、かつ丼が販売されていたりするのですよ。
で、「わーい」と思ってかつ丼を注文すると、何か違うんですよね。
思うに。
1.卵に入っている出汁が違う。台湾風な調味料でアレンジされている。そうとしか思えない。
2.カツが違う。台湾風な香辛料でアレンジされている。そうとしか思えない。
なので、「日本と同じもの」が食べられるということは、非常にありがたいことなのです。文字通り有難い。
まとめ
実はつい先日まで、かつやさんの横にてんやさんも出店していたのですが、この前、台湾から撤退されたんですよ。
これはもうショックでショックでね。
私自身に衣をつけて、油の中に入ろうかと思ったぐらい落ち込んだ次第です。
というわけで、まだしばらく日本に帰れそうにありませんが、私は台湾で元気にやっています。
日本の皆さんも頑張ってください。
明日のAdvent Calendarはサンシャインぐだおさんです。