アストラゼネカ製ワクチンと台湾タクシーの話

台湾ライフ
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英製薬大手アストラゼネカが開発した新型コロナウイルス感染症のワクチンについて、日本政府が調達分の一部を台湾に提供する検討をしていることが分かった。

<略>

日本政府はアストラゼネカ社と1億2000万回分の供給契約を締結。21日に薬事承認し、同社は9000万回分を国内生産する方向だ。欧州でごくまれな副反応として血栓症が報告されたことから、国内での使用方法は定まっていない。

アストラゼネカ製ワクチン 政府、台湾へ一部提供を検討(毎日新聞) – Yahoo!ニュース

日本で使えないワクチンを台湾に回すのは失礼じゃないかという話もありますが、今日、台湾のテレビでもこのニュースが取り上げられていました。

そんな今日、月子中心から自宅に帰るため、先ほどタクシーに乗りました。

タクシーは130元でした。

財布から100元札を取り出して渡し、さらに30元を取り出そうとしたところ、タクシーの運転手さんに

お前は日本人か!運賃は100元でいい。今日はニュースを見た。ワクチンありがとう。日本人には非常に感謝している。

と言われました。

冒頭記載のとおり、日本で使えないワクチンを回すというのは失礼な話じゃないかとも思う一方、タクシーの運転手さんのまっすぐな気持ちに感銘を受け、一人でも多くの方と共有したいと思い、このブログに記載する次第です。

この気持ちに応えるべく、私も駐在員として当社の台湾人の皆さんの在宅勤務の環境整備を進め、一人でも多くの台湾人の方のために貢献できるようにしなければと思った次第です。

今、私生活も色々大変ですが、頑張ります。

<追伸>

筆者あてにメールくださったリア友の皆さま、まだ返信できていなくて申し訳ないです。

明日も明後日も仕事ですので、落ち着いた際にあらためて返信します。

ごめんなさい、そしてありがとう。

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